ヒメヒメぶっきんぐ!

ヒメヒメぶっきんぐ 動くドラマCD[発売元]HOBi RECORDS

新録Voice miniドラマ「姫のおねだり」



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早見沙織さんインタビュー記事掲載中!
アニカンJP
レポたま!















どうもー! 
テキストサイト「イレギュラーエレクトロン」管理人hidakaです!
いつもはネットの海に漂ってアニメや漫画の情報を書き綴ってる僕なのですが、依頼があれば雑誌やWeb媒体などでライターもやっております。そんな僕が今日、都内某駅に向かっているのは、まじかるたいむさんの作品『ヒメヒメ ぶっきんぐ!』のアフレコ見学をする為なのです! 
しかも今回見学させていただく声優さんは、なんと早見沙織さん!


早見沙織さんっ!!

マーーーーーージーーーーーでーーーーーー!?

早見さんと言えばまだ二十歳なのにも関わらず既に多くの作品でヒロインを勤め上げ、今ではすっかり人気を不動の物としたお方
僕も『我が家のお稲荷さま。』のコウちゃんに始まり、『そらのおとしもの』のイカロス、『えむえむっ!』の嵐子に『宙のまにまに』の矢来小夜、そして『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』のつるこなど、早見さんが演じられたキャラクターで好きな子は沢山居ますよ! 
特につるこがもう! 後半のショートカットつるこがもう!!
(取り乱し中)

そんな大好きなキャラクターを演じていた方に会えるのかと思うと、恥ずかしながら極度のあがり症な僕は、スタジオに向かう電車内の中から既に緊張でガチガチに。
緊張をほぐそうとおもむろにDSを取り出し、『ラブプラス』で愛花とチュッ2してみたものの、早見さんの声で甘い言葉を囁かれ「逆効果だ!」と鞄に叩き込む始末。

こりゃイカン!
そもそも何で僕がアフレコ見学レポーターに選ばれたんだ!
そこんところ聞いてみよう!
というわけで、スタジオに着くやいなや、今回呼んで下さったゲームP(プロデューサー)に「何で僕なんですか」と聞いてみたところ……

ゲームP「以前、早見さんが出演されてた『宙のまにまに』で
ゲームP「アフレコ見学されたって自慢してたじゃないですか。
ゲームP「だから、早見さんの事ご存じかと思いましてー」

ああ、あったね。そんなことも……(遠い目)

男は格好つけて水増し
しちゃう事もあります^^;
ただ、確かにアフレコ見学はしましたけど、その時も緊張しまくりで、早見さん(以下:はやみん)とはご挨拶したぐらいでロクにお話も出来なかったんですけどね!(実話)
勿論そんな事実はおくびにも出さず「そ、そうっスねー」などと視線を逸らしつつ曖昧かつ大人な対応をキメる僕だったのですが、この時点でプロデューサーの顔に生じた「あれ? 人選間違ったかな?」って表情は見逃しませんでした。

そんなことを話してると、おもむろにスタジオの扉が開き、はやみんが登場!


はやみん「早見沙織です。よろしくお願いします」

か、かわいいいいいいいいいい

涼しげなワンピースに身を包み、僕らに向かってにこやかに微笑むはやみん。そのワンピースがまた似合ってるしオシャレだし……これが、これが噂の女子大生声優! 
そんなはやみんの眩しいお姿にすっかりしてやられた僕は、震える手で名刺を差し出しご挨拶。

hidaka「ほ、本日のアフレコレポートを書かせていただく
hidaka「ライターのhidakaです! よろしくお願い致します!」

はやみん「はい、早見です。どうぞよろしくお願い致します。」
笑顔が眩しいー
僕の心にあったドス黒い何かが浄化されるようだ!
この笑顔は是非とも何かに役立てなければ!そう、世界平和の為に――

ゲームP「hidakaさん、いつまで突っ立ってんですか?」
どらむすこ「スタジオのドア閉めちゃいますよ」

……ハイ。

スタジオ内に入ると、はやみんは早速プロデューサーと打ち合わせを開始。
今作ではやみんが演じるのはヒロインの一人“フィー”。
まだ幼く、のんびりとした生粋のお姫様という事で、癒し系のはやみんにはピッタリの役。
しかし打ち合わせの最中、プロデューサーからは更なる注文が。

ゲームP「フィーは幼いながらにちょっと黒い部分のあるキャラなので、言葉の端はしに
ゲームP「そういう雰囲気を滲ませていただけますか?」
はやみん「あ……はい、わかりました」

え、そういうキャラなの?
驚く僕を尻目に、マイクテストに入るはやみん。


フィー「わたくし、リリューズ王家の第一王女、フィーと申します!」

フィー「あらあらっ! 大変ですわ!」

フィー「そんな正直に言われたら流石に照れてしまいますわ! お上手ですのね、おほほほ!」

これはイイ。お姫様! お姫様ボイス!! 大好物!!!


はやみんの上品な声がフィーというキャラクターにとっても合っててバッチグー! 
更に上品なお姫様言葉の中に子供っぽい無邪気な演技も入ってて、保護欲もメッチャ掻き立たせるという合わせ技! これは堪らん! 堪らんチン!
と、マイクテストの段階で異常興奮している僕を尻目に
(プロデューサーの冷ややかな視線も尻目に)いよいよ収録は本番に突入。



本作ヒメヒメ ぶっきんぐ!』は、オタク青年浅生桃太の元に異世界の王女であるフィーと輝莉がやってきた事で巻き起こるドタバタを描いたラブコメディ。
僕も収録に合わせて台本を拝見しましたが、ヒロイン達の可愛いワガママに翻弄される桃太の姿や姫を追ってやってくるちょっとおかしな異世界の住人など、思わず噴き出してしまいそうになる面白ポイントが盛り沢山。
そんな面白い脚本に声優さん達の声が付くっていうんだから、否が応でも期待は高まります。
ここは一つ、一声優ファンとして純粋な気持ちでアフレコを拝見させて頂くとしましょうか――

フィー「ひどいですわぁ! うわ〜ん!」

フィー「初めてですわ! ドキドキします

フィー「ふふふ、ずいぶんとおばかさんみたいですわね」

マジでこれはイイ!
(純粋な気持ちで)

先にも書いた通り、お淑やかなお姫様言葉を多用するフィーのキャラに“はやみんVoice”がジャストフィット。
更に、台詞によってはプロデューサーの要求通りちょっと黒いモノが言葉の端に垣間見えちゃったりなんかして、ただ良い子だけじゃないっていうフィーのキャラクターがはやみんの演技によって生き生きと動き出していきます。
はやみん自身も台本からストーリーを読み取り、「この『きゃっきゃ』と笑うシーンはちゃんと声に出した方が良いでしょうか?」という風に“フィーならこうするであろう”という演技プランを瞬時に自らの中で固めて提案するなど、フィーというキャラをガッチリ掴んでいる様子。
その勘の良さと淀みない確実な演技に(まだ二十歳という若い役者さんなのに凄い!)と僕も思わず舌を巻いてしましました。



順調に進む収録の最中、プロデューサーがやにわに録音ブースの扉を開け、「暑いでしょうからいったん休憩しましょう」と提案。
そうなのです。今回の録音は長めでブースには熱気が篭ってしまい、長時間入っていられないほどの猛暑スペースとなってしまっていたのです。
そんな熱気溢れるブースの扉を片手で開けたプロデューサーは、もう片方の手で器用に自分の鞄をまさぐったかと思うと、サッと何かを取り出して…

ゲームP「hidakaさん、かーずSPさんに負けないようお願いします」

僕の手のひらに乗せられたのは、一本の扇子。
ああ! こういう事ね! 任せておきたまえ!
(片膝立ちでしゃがみ、ブース内のはやみんを扇ぎつつ)
はやみんは「ああ、そんな申し訳ないです」とオロオロしてらっしゃいましたが……

大丈夫! むしろご褒美です!

仕事で美しく汗をかく女性声優さんにかしずき、扇で風を送る冴えない30代男の姿たるや、正に姫と従者! 

幸せを噛み締めつつ、ひたすらパタパタと扇ぐ僕。
それを申し訳なさげな瞳で見つめるはやみん。
ひたすら扇ぐ僕。見つめるはやみん。
僕。はやみん。

……か、会話が続かない。
(この時、ド緊張している彼を確認しました)

男、いやオタクには、姫を煽ぎたい
という願望が…あると思います^^
だってあんな可愛らしい人に見つめられてるんですよ!?
そんなん話しかけられるわけがないじゃないですか!
てな感じで挙動不審状態になっている僕に、プロデューサーが粋な助け船。

ゲームP「hidakaさん、実は『宙まに』の収録で早見さんとお会いしたことあるらしいんですよ」
はやみん「え、本当ですか? それはそれは……何年かぶりの再会だったんですね(ニッコリ)

プロデューサーさんありがとう。プレッシャーで胃が崩壊するところだったよ!
でもやっぱりその後は自分から話しかけられませんでした。ははは……。


そんな一幕も合間に挟み、約一時間にわたった収録も無事に終了。
「お疲れ様でしたー」とブース内から出てきたはやみんが帰り支度をされているところに、勇気を出して僕がアフレコ見学の時にいつもやっている“例のアレ”を敢行。


【注:例のアレとは!?】
素晴らしいアフレコを見せてくれた声優さんにお礼のプレゼントをお渡ししよう!
そして僕に対し良い印象を持って貰おう!
という、下心……純粋なプレゼント企画です。


hidaka「あの、お疲れ様でした! これ、今日の記念にどうぞ!」

と言って差し出したのはスタジオに来る前にUFOキャッチャーで取って
きたぬいぐるみキーホルダー。
それを見たはやみんは――

はやみん「えー! 本当ですか? 可愛い〜ありがとうございます!」

最高の笑顔。
そしてはやみんはキーホルダーを手に、笑顔のままお帰りになっていったのでした。

やべぇ…これ…恋が始まっちゃうんじゃねぇ?



ゲームP「やっぱり人選間違ったかな?」
どらむすこ「だから言ったのに…」


イレギュラーエレクトロン #早見沙織さんが純粋かつちょっと黒めなロリお姫様を演じ、笑ったり泣いたり甘えたりと様々な顔を見せてくれる『ヒメヒメ ぶっきんぐ!』
その魅力にハートを撃ち抜かれること請け合いですので、是非是非プレイしてみて下さい!
記:イレギュラーエレクトロン hidaka
HP組込み+突っ込み:ちーむどらむすこ
#緊張しつつしっかり自分の仕事と趣味
(?)もこなしたhidakaさんも相変わらず…でした(^^;

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